「オンラインゼミを開催しました!」

ー高知大学ゼミ非営利組織論ー
7月15日・7月29日
と、2回に渡り、
高知大学の「非営利組織論」というゼミで、
しあわせみかん山がゲスト講師を担当させていただきました!
以下、講師役を務めた代表の岩間由奈がレポートをお届けいたします。
「こんにちは、しあわせみかん山の代表岩間です。
先日高知大学さんでオンラインゼミのゲスト講師を勤めさせていただきました。
対面の講義と違って学生さんの表情がみえないため、とても緊張しました(笑)
内容は、
・しあわせみかん山とは?
・活動紹介
・積み重なる課題とそこに向かって試行錯誤してきたお話
・10年ビジョン
・参画型の事業体制
・土の学校と植樹寄付キャンペーンについて
などなど、
みかん山の事を知らない学生さんでもわかりやすく活動内容が伝わるようなお話をさせていただきました。
講義の後に感想や気づきを学生さんからいただいたのですが、
素敵な感想がとても多くて驚きました。
しあわせみかん山の活動の原点は、
私が21歳の時に東京から沖縄の離島に単身移住した際に、
現代農業によっておこる環境汚染問題や
食の安全問題などに直面し、
その問題について学ぶようになったのがきっかけなのですが、
ちょうど講義を受けられる学生さんの年齢が同じ年だったので、
「同じ21歳で離島に移住する行動力に衝撃を受けた!」
と、いう感想が一番多かったです^ ^笑
その他、
①高知に生まれ育っているけどこんな活動をしているひとがいることを初めて知った 。
②支援者(サポーター)は都会が多いと思っていたが、地元高知が一番多いこと を知って驚いた。
③ビジョンが明確で体制図などもわかりやすかった
④自然と人の共生と言葉でいうのは簡単だけど実際に実現するのがすごいし、 企画、実施、成果につながっているのがすごい。
⑤生産や販売だけでなく研究や学びを事業として取り入れているのがすごいし、 どう組織に定着させていったのか気になった。
⑥仲間づくりの方法の一つに「課題を相談をする」とあったが、相談をする事により相談された側の人のやりがいにつながったりするのだろうなと思った。
⑦環境整備の課題に対して業者に外注せず、専門的な仲間と自分たちで小さな整備を進められているお話をきいて、まさに1000年つながるという理念を軸にした活動だなと感心した。
などなど、
感受性豊かな感想を沢山いただきました!
大学の講義を引き受ける時は、
社会人向けの講演とは違い、
学生さん向けのプログラムをつくるのですが、
90分の講義の中で、
学生さんが以下の4つを体験できるように内容を組み立てています。
①講義を聴く時間
②感想や気づきをアウトプットする時間
③他の人の感想を聴くことで自分の感想をさらに深掘りする時間
④コミュニケーションをする時間
(グループワークや質疑応答)
準備が色々と大変ではありましたが、
今回みかん山にゲスト講師を依頼してくださった
高知大学の梶先生から、
「自分たちは伝えないといけない事が多いので、どうしても一方的なコミュニケーションになりがちですが、みかん山さんは学生さんと上手にコミュニケーションをされながら講義を進められていて、とても勉強になりました!」
と、嬉しいお言葉もいただきました^ ^
「どうしたら楽しくわかりやすく伝わるかな?」
と、試行錯誤しながら全力でお話をさせていただいたのですが、
こうして沢山の反応が返ってくるのを感じると、頑張って良かったなぁと嬉しくなります。
とても貴重な機会をありがとうございました^ ^
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◾️しあわせみかん山とは?
しあわせみかん山は、
耕作放棄地となった段々畑の山を
自然の力で果実が実る持続可能な山へ再生させていくことを目指して、
果樹自然栽培の実践・研究を行うNPO法人です。
高知県にある後継者のいなくなった段々畑の山で、みんなで持続可能な農業と食のありかたを考え・学び・実践研究を続けています。
◾️自然栽培✖️手つなぎ流通プロジェクトとは?
しあわせみかん山は、
「世界中のみんなで1000年つながる農業と食を育てる」
という夢を描き、
みかんを主体とした色々な果樹を、
化学肥料や農薬に頼らない自然栽培で育てる実践・研究を行っています。
その試行錯誤の過程や課題を共有し、
ご意見やご協力をいただきながらみんなで一緒に、プロジェクトを進めています。
まだまだ始まったばかりの
小さな取組みですが、
みかん山づくりを通じて、
個人の方々や企業さんの思いを繋げ、
小さくても自分たちの力で農業と食の問題に取り組んでいける社会を実現したいと思います。
ご理解とご賛同、よろしくお願いいたします。
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