「専門家の仲間が拡がりました!」

みかん山に、
土木建設の専門家が仲間入りしてくれました(^^)
高知市で土建屋さんを営まれていた黒川土建さんの代表、「黒川さん」
今年の3月に定年のため会社を閉業され、
第二の人生は奥さんと一緒に畑で野菜や果樹をさ育てたいとのこと。
「一人でやってもわからないことだらけなため、
みかん山でボランティアをさせていただきながら勉強したい。」
と、お申し出を受けたのがきっかけです。
土木の専門家なので、
ユンボを使った圃場整備や道の整備など、
色々な環境整備でも力になっていただけるとのこと。
ご自分のユンボを持ち込みで、
ボランティア活動に参加してくださっています。
みかん山では
2019年度から「仲間づくり」が大きなテーマで、
おかげさまで少しずつその輪が拡がってきています。
専門分野の仲間と一緒に
学びながら一歩づつ、
1000年つながるみかん山づくりを進めています。
また、
このように仲間づくりが拡がっていくのも、
みかん山の取組を続けてきた一つの成果で、
試行錯誤しながらでも今日まで続けて来られたのは、
応援してくださる全国のサポーターさんと、
理解ある地主さんや地域の方々のおかげです。
本当に、いつもいつもありがとうございます。
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●しあわせみかん山とは?
高知県香南市にある後継者がいなくなり衰退していくみかん山を引き継ぎ、
1000年つながるみかん山へ再生していくことを目指して活動を行っているNPO法人です。
果樹の自然栽培を軸にした、
持続可能な「農・食・環境の学び場」を育ててていく10年ビジョンを描いて、日々取組んでいます。
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⚫︎しあわせみかん山の10年ビジョンとは?
10年ビジョンには3つの柱を立てていて、
①多様ないのちと共生する「みかん山づくり」
②色々な果樹が元気に育つ「環境づくり」
③持続可能な農・食・環境の「学び場づくり」
と、しています。
「山づくり」・「環境づくり」・「学び場づくり」の3つの柱を軸に再生計画を進めた10年後には、
「足元の大地から再生されたみかん山には、色とりどりの果樹が元気に育つ美しい段々畑が拡がり、
みかん山づくりに参画する人々が世界中から訪れる学び場として発展していて、
全国の地域にもみかん山の取組みが拡がりつつある。」
と、
いう10年後のありたい姿を描いています。
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●みかん山再生プロジェクトについて
現在のみかん山は後継者が居なくなって衰退した100段の段々畑です。
1964年の東京オリンピックの年に、
先代が雑木林を切り拓きみかん畑に開墾されました。
現在は、当時植えられた2000本のみかんの木はは全て老木になっていて、ほとんどが寿命で枯れてしまい、苗木の更新が必要な時期にきています。
また、山地の栽培は果樹を育てる以外にも細かな環境整備が必要で手が入らなくなるとすぐに荒れてしまいます。
例えば、
段々畑の法面が崩れてきたり、
林道が雨で削れて道がガタガタになって通行不可能になってしまったりと、
土壌環境整備、
排水の改良、沢筋の整備、道の整備など、
手入れが必要な事や課題がたくさんあります。
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⚫︎みかん山サポーター大募集中!
みかん山の再生へ向けた取組みは、
全国のサポーターさんによって支えられています。
サポーターとは、
みかん山の夢(理念)に共感し、参画してくださる大切な仲間です。
みかん山の再生には、まだまだ沢山の人の力が必要です。
ぜひ、サポーターになって1000年つながるみかん山づくりに参画してください!