「植樹祭準備中♪②」

ーコナラを活用し、1000年つながる果樹園を育てようー
3月5日(土)
みかん山の山頂付近に自生しているコナラの木を山採りして移植をしました!
みかん山では、
100段の段々畑を下から順に再生させています。
山の中を大きくエリア分けをしていて、
①苗木を育てる「幼木園」
②苗木を定植して果実を生産する「成木園」
と、
しています。
「幼木園」は3年サイクルで苗木を育てていく園地ですが、
「成木園」では10年、100年、さらにその先まで持続可能な土づくりを目指しています。
「土づくりと聞くと、土の中に何かを入れることを思い浮かべる方が多いと思いますが、
有機質の肥料でも毎年大量に投入しないと生産が維持できないような土づくりは持続可能とは言えません。
10年、100年、さらにそれ以上の果樹園を構想しているしあわせみかん山では、自然の力を上手に活用する必要があります。」
と、
土の専門的な仲間「たむさん」が
持続可能な成木園の土づくりを考案してくれました!
その一つが、
コナラを活用した防風林づくりです。
一般的に果樹園の防風林は単一の樹種で構成されます。
台風の多い高知県ではマキの木やサンゴジュなど常緑樹の防風林が多いですが、
たむさんの考案する防風林は、多様な樹種を混植し、風を防ぐだけでなく、土づくりにも役立ち、病害虫も拡がりにくい環境を育てることを目指すというもの。
みかんの木が化学肥料や農薬に頼らずに育つために、周囲の環境も一緒に育てていくなんて、なんだか壮大な計画ですよね(^-^)
コナラはドングリが実る落葉樹で、夏は葉が木陰になり陽射しを柔らかく遮り、秋には葉が落葉して園地に落ち葉を供給してくれます。
コナラの木を成木園の防風林として植えることにより、
夏場に木陰がうまれ、冬には有機物を園内に共有してくれるサイクルを育てることが大きな目的です。
3月5日(土)
土木工事の専門的な仲間にご協力いただき、
みかん山の山頂付近に自生しているコナラの木を山採りして移植をしました!
さてさて、
無事に根が活着してくれるでしょうか?
そして、ねらいどおりに夏場に木陰ができるのか?
成長が楽しみですね。
植樹祭は、
後日オンライン報告会を開催予定ですので、お楽しみにー♪
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◾️「土の学校」とは?
みかん山の最大の課題は、土づくりです。
現在のみかん山の土は硬くしまって痩せていて、苗木を植えてもうまく育ちません。
そこで、専門的な仲間と協働で、果樹が元気に育つ土づくりを実践する参加型のワークショップ、「土の学校」を開催しています
▶︎専門的な仲間(土の学校の先生)のご紹介
高知県佐川町で有畜複合農業を営み土壌医の資格も持つTAMファームの代表田村雄一さん、
通称「たむさん」
▶︎「たむさん」の著書
「自然により近づく農空間づくり」
⚫︎「土の学校2021」スケジュール
・土の学校(前編)4月17日(開催済)
・土の学校(中編)7月8日(開催済)
・土の学校(モニタリング編)10月16日(開催済)
・土の学校(後編)2022年3月19日開催予定
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⭐︎こんにちは、
⭐︎しあわせみかん山とは?
耕作放棄地の山を自然の力で果実が実る持続可能な山へ再生させていくことを目指して、
果樹自然栽培の実践研究を行っているNPO法人です。
⭐︎みかん山再生に向けた取組み
再生に向けた色々な課題にとり組むため、
1000年つながるみかん山づくりに共感してくださる仲間を呼びかけ、参加型で再生活動に取組んでいます♪
応援andご参加はコチラから!
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サポーターの仲間として参加する♪
プロジェクトへ寄付をして参加する♪
みなさまの応援andご参加、心よりお待ちしています。
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▶︎NPO法人しあわせみかん山
世界中のみんなで1000年つながつながる農業と食を育てる