「法面の草刈」

みかん山は100段の段々畑で、
各段に法面と呼ばれる斜面があります。
この法面の傾斜が急で高さがあると、
草刈りが難しくなります。
まずは下から順番に刈っていき、
届かない高さになったら梯子をかけて
少しずつ移動しながら刈っていきます。
上の段から届く分だけを残して、
最後に上から刈って完成です。
1段分の法面を刈るのに、
場所によっては半日かかることもあり、
体力的には大変な仕事です。
長老スタッフ「もとやん」は今年80歳ですが、ゆっくりでも確実に、
一段を刈り上げていくので仕上がりがいつも綺麗で惚れ惚れします(^^)
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●しあわせみかん山とは?
高知県香南市にある後継者がいなくなり衰退していくみかん山を引き継ぎ、
1000年つながるみかん山へ再生していくことを目標に、
果樹の自然栽培を軸に、
持続可能な「農・食・環境の学び場」を育てているNPO法人です。
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●みかん山再生プロジェクトについて
現在のみかん山は後継者が居なくなって衰退した100段の段々畑です。
1964年の東京オリンピックの年に、
先代が雑木林を切り拓きみかん畑に開墾されました。
現在は、当時植えられた2000本のみかんの木はは全て老木になっていて、ほとんどが寿命で枯れてしまい、苗木の更新が必要な時期にきています。
また、山地の栽培は果樹を育てる以外にも細かな環境整備が必要で手が入らなくなるとすぐに荒れてしまいます。
例えば、
段々畑の法面が崩れてきたり、
林道が雨で削れて道がガタガタになって通行不可能になってしまったりと、
土壌環境整備、
排水の改良、沢筋の整備、道の整備など、
手入れが必要な事や課題がたくさんあります。
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⚫︎みかん山サポーター大募集中!
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全国のサポーターさんによって支えられています。
サポーターとは、
みかん山の夢(理念)に共感し、参画してくださる大切な仲間です。
みかん山の再生には、まだまだ沢山の人の力が必要です。
ぜひ、サポーターになって1000年つながるみかん山づくりに参画してください!