「石積み学校(後編)その②」ーどうやって積んでいったのか?根石編ー

①の続き
2月6日7日の二日間に渡って、しあわせみかん山で、石積み学校が開催されました!
前回、石積みの劇的ビフォーアフターの写真をご報告いたしましたが、
これをどうやって積んでいったのか?を、ご報告いたします^ ^
石積みの行程は簡単にわけると4つで、
①床掘
②根石積み(一番下の石積み)
③石積み(一番下と一番上以外の石積み)
④天端の石積み(一番上の石積み)
と、下から順番に進めていきます。
一番下に積む石は根石(ねいし)と呼ばれ、この石の位置を決める時が一番時間がかかりました!
今回は、根石に大人2人でも動かすのが大変なくらい大きな石を使いましたが、
思った場所に石が動かず難航しそうでした。
参加者の方から、
「木を石の下に敷いてすべらせたらどうか?」と、アイディアをいただき実践してみたところ無事に動いて、みんなで拍手喝采!
みんなの知恵や力を集めて石積みの基礎である根石を積むことができました^ ^
③へ続く
(ブログは、ほぼ月・水・金曜日に更新しています♪)
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◾️しあわせみかん山とは?
しあわせみかん山は、
耕作放棄地となった段々畑の山を
自然の力で果実が実る持続可能な山へ再生させていくことを目指して、
果樹自然栽培の実践・研究を行うNPO法人です。
高知県にある後継者のいなくなった段々畑の山で、
みんなで持続可能な農業と食のありかたを考え・学び・実践研究を続けています。
◾️自然栽培✖️手つなぎ流通プロジェクトとは?
しあわせみかん山は、
「世界中のみんなで1000年つながる農業と食を育てる」
という夢を描き、
みかんを主体とした色々な果樹を、
化学肥料や農薬に頼らない自然栽培で育てる実践・研究を行っています。
その試行錯誤の過程や課題を、
応援してくださるサポーターさんに共有し、
ご意見やご協力をいただきながら一緒にプロジェクトを進めてきました。
この参加型の取組を「自然栽培✖️手つなぎ流通プロジェクト」と名づけています。
しあわせみかん山の取組は、
夢に共感してくださる沢山の方々の力で継続・発展してきました。
まだまだ始まったばかりの
小さな取組みですが、
みかん山づくりを通じて、
個人の方々や企業さんの思いを繋げ、
小さくても自分たちの力で農業と食の問題に取り組んでいける社会を実現したいと思います。
ご理解とご賛同、よろしくお願いいたします。
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