「自分でなおせる道づくり」vol4その②

ーはかりがない時の量り方?ー
①の続き
2月20日(土)
毎月第三土曜日に開催しているみかん山自然栽培研究会を行いました!
2月の研究会のテーマは、
「自分でなおせる道づくり」で、前回からその学びをご報告しています。
みかん山の頂上まで1000m続く未舗装の道が雨水で削れていくため、
専門的な仲間と一緒に、持続可能な道の整備を実践研究しています。
今回は初めてコンクリートミキサーを導入しました!
土木建設の専門的な仲間から使い方やコツを教えていただいたのですが、
現場で土やセメントの量を測る知恵の一つとして、「スコップで測る」という技を教えていただきました!
コンクリートミキサーは、
スコップで約20杯分の土が入るそうです。
そこで、スコップ20杯の土に対して、
セメントをスコップ何杯入れたら良いか?
を、決めるために
セメント一袋25kgがスコップ何杯かを先に測りました。
後は混合比率に合わせて、必要なセメントの量がスコップ何杯かを出すという計算です。
念のため、
計りで計量してみましたがピッタリ!
「現場には計りなんてないき、スコップではかるがよー!」
と、元土建やさんの仲間から教わった知恵に
感心しました^ ^
③へ続く
⚫︎みかん山自然栽培研究会とは?
みかん山再生のため、エコロジカルデザインや、土づくりや道づくり石積みなどの基盤整備の学び場を開き、専門家の仲間の協力と参加者のマンパワーを合わせて小さな単位で実践研究を行っています。
⚫︎2月の研究会の専門家の仲間のご紹介
・道づくりの先生
環境共生型の建設コンサルタントさん2名
・重機など機械の先生
元土建会社の役員さん2名
(ブログは、ほぼ月・水・金曜日に更新しています♪)
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◾️しあわせみかん山とは?
しあわせみかん山は、
耕作放棄地となった段々畑の山を
自然の力で果実が実る持続可能な山へ再生させていくことを目指して、
果樹自然栽培の実践・研究を行うNPO法人です。
高知県にある後継者のいなくなった段々畑の山で、みんなで持続可能な農業と食のありかたを考え・学び・実践研究を続けています。
◾️自然栽培✖️手つなぎ流通プロジェクトとは?
しあわせみかん山は、
「世界中のみんなで1000年つながる農業と食を育てる」
という夢を描き、
みかんを主体とした色々な果樹を、
化学肥料や農薬に頼らない自然栽培で育てる実践・研究を行っています。
その試行錯誤の過程や課題を、
応援してくださるサポーターさんに共有し、
ご意見やご協力をいただきながら一緒にプロジェクトを進めてきました。
この参加型の取組を「自然栽培✖️手つなぎ流通プロジェクト」と名づけています。
しあわせみかん山の取組は、
夢に共感してくださる沢山の方々の力で継続・発展してきました。
まだまだ始まったばかりの
小さな取組みですが、
みかん山づくりを通じて、
個人の方々や企業さんの思いを繋げ、
小さくても自分たちの力で農業と食の問題に取り組んでいける社会を実現したいと思います。
ご理解とご賛同、よろしくお願いいたします。
◾️応援はコチラから!
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