「雨の日の排水溝点検」

地域の方から、
「大雨の日に排水溝に草や土砂が詰まると、
排水溝が溢れてそこから水が車道に溢れる。」
と、いう事を教えていただきました。
7月は集中的な豪雨が何度もあったので、
その時に点検に行ってきました。
全長1000mあるみかん山の山道の側溝は、
綺麗に水が流れていますが、
確かに数カ所、草が詰まって水が溢れる場所がありました。
詰まりやすいチェックポイントを地図上に記して、排水溝の点検地図を作成し、みんなで共有しました。
今後は、月度の点検と大雨後の点検を実施しながら溝の管理をしていく予定です。
ただ、
雨水は車道の側溝よりは轍(わだち)を流れていきやすく、
勢いよく雨が轍を流れている様子も確認できましたので、
この課題は、
側溝の管理だけでは解決するのは難しそうです。
しあわせみかん山の
「自分でなおせる道づくり」。
課題を整理しながら、研究と実践を続けています。
また、ご報告いたしますねー。
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●しあわせみかん山とは?
高知県香南市にある後継者がいなくなり衰退していくみかん山を引き継ぎ、
1000年つながるみかん山へ再生していくことを目標に、
果樹の自然栽培を軸に、
持続可能な「農・食・環境の学び場」を育てているNPO法人です。
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●みかん山再生プロジェクトについて
現在のみかん山は後継者が居なくなって衰退した100段の段々畑です。
1964年の東京オリンピックの年に、
先代が雑木林を切り拓きみかん畑に開墾されました。
現在は、当時植えられた2000本のみかんの木はは全て老木になっていて、ほとんどが寿命で枯れてしまい、苗木の更新が必要な時期にきています。
また、山地の栽培は果樹を育てる以外にも細かな環境整備が必要で手が入らなくなるとすぐに荒れてしまいます。
例えば、
段々畑の法面が崩れてきたり、
林道が雨で削れて道がガタガタになって通行不可能になってしまったりと、
土壌環境整備、
排水の改良、沢筋の整備、道の整備など、
手入れが必要な事や課題がたくさんあります。
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