「 春、お酢の散布が始まりました! 」
しあわせみかん山では、ようやく剪定作業がおわり、
お酢の散布がはじまりました!!
この頃、冬の間に休んでいた根が水を吸い上げ始め、
葉っぱの緑が、日に日に濃くなってきます。
一枚一枚の葉の付け根をよ~く見ると、
ゆっくりぷっくり膨らんだ新芽と花芽が、ちょんっと、
顔を出してくるのです。
「あ、今年も出てくれた!」
と、旨がドキッと、高鳴る瞬間です。
半透明にツヤがかかった薄黄緑。
生まれたばかりの葉の色は、不思議な美しさがあります。
ぽかぽか陽気の中、
50倍に薄めた第一回目のお酢を散布をしました。
2年前は、アブラムシが大発生して、せっかく出た新芽が
ほぼ全滅してしまったのですが、
木村秋則さんに教わった、お酢の散布時期と倍率を参考に
散布をはじめてからは、被害がぐっと減りました。
これから7月までは、虫や病気が発生しやすい時期なので、
約10日おきに散布を繰り返していきます。
栽培チーム長老「りょうさん」が、
「よう、芽がでちゅう!がんばっちゅうな~」と、
話しかけながら撒いているのが、印象的でした。
周りの山も、アチコチが薄黄緑色に萌える春。
さあ、いよいよ、27年度のみかん山が動き出します!!