「1月のみかん山自然栽培研究会①」ーー果樹の土づくりについてーーー

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1月11日土曜日。
みかん山自然栽培研究会を開催しました!

午前中は徳島の研究生「大さん」が、
学び実践してきた土づくりについて、
共有と報告をしてくださいました(^-^)

体調不調で現場に来れなかった研究生も
「オリヒメorihime」という通信ロボットで
参加。

オンラインで、
現場の様子が映像を通じて相手側には伝わっていて、
現場には向こうの音声がリアルタイムで聞こえてきます。

ロボットを遠隔操作して、拍手や挙手をすることができ、ワークに一緒に参画することができるという優れもの。

みんなが一体となりながら、
大さんの見事な報告を聴くことができました!

土づくりを考えるためには、
土の仕組みから学ぶ必要がありますが、

そもそも何のために土づくりをするのか?
という視点に立つと、

「みかんの木を元気に育てたい。」
という目標に立ち返ります。

そのためには
みかんの木の成長を知る必要があり、

その植物の仕組みを
よく知ることが何より欠かせません。

もちろん、
土と植物だけで世界が成り立っているわけではないので、

主役にみかんの木があるとすると、
土台に土、
周りには風、光、水、空気などの環境条件があり

様々な草、虫、動物から微生物までがかかわりあって一つの環境が維持されています。

こうして、
仲間と一緒にみかんの木を通じて、

目に見えない世界のことを知っていくのは
本当に面白くて学び深いなと感じます。

3周年を迎えた「みかん山自然栽培研究会」
良い場が育ってきているなーと、しみじみ感じました(^-^)

午後はみかん山再生計画の方針案を共有する
面白いワークをやりました♪
②へ続きます!

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■NPO法人しあわせみかん山

2012年、高知県香南市にある後継者が居なくなって衰退するみかん山を引き継ぎ、
自然栽培で山を再生させることを目指して、みんなで取り組んでいます。

『多様ないのちと共生するみかん山には色々な果樹が育ち、
持続可能な「農・食・環境」の学び場として発展している』

と、いう10年ビジョンを2017年に描き、
そこに向かって植樹計画や土壌改良を試行錯誤してきました。

2019年から、10年ビジョンに向かって進む、記念すべき1年目がスタート。
「多様ないのちと共生するみかん山」づくりを具現化していく「仲間づくり」をひろげていきます。

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■経営理念

●夢
世界中のみんなで、
1000年つながる「農業と食」を育てる。

●目標
自然栽培×手つなぎ流通の実践とその普及

●おもい
「持続可能な農業」と「いのちを育む食」を通じて、
人と自然が思い合う「しあわせ(思合わせ)」な社会を、
生産者と消費者と地域が一緒に育てる。