カメムシ対策中②!
みかん山に、カメムシが大量に飛来しています!
カメムシは、
なぜみかんに寄ってくるのでしょう?
カメムシは杉や檜の実の汁を吸って成長するみたいですが、その実が少なくなると、果樹園に飛来するようです。
みかんが好きなわけでは無いようです。
今の時期にカメムシが飛来すると、
成熟期が近くなる早生(わせ)みかんから順に、
中生(なかて)、晩生(おくて)のみかんへと、
成熟していく順にカメムシが集まります。
この木を、
一体、どうやって見分けているのでしょうか?
カメムシに吸われたみかんは、
緑色が急に黄色く変色して、
落下していきますが、
この落下した黄色いみかんを餌に、
カメムシを呼び寄せる事が出来ないか実験した事があります。
結果は、カメムシはあまり集まらず、
木に実っているまだ緑色のみかんに集まっていきました。
みかんの成熟具合を、
色で識別しているわけでは無いようです。
カメムシは、独特の強烈な匂いを出しますが、
この匂いはフェロモンの一種で、
その目的は敵への攻撃と、仲間へ解散の信号を出しているらしいです。
同じように、
カメムシは仲間を呼び寄せる集合フェロモンを出すとも言われています。
さてさて、
この特徴を利用して、
カメムシを撹乱したり、忌避することが出来るのでしょうか?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
■NPO法人しあわせみかん山
–自然栽培✖手つなぎ流通–
高知県の中南部、香南市野市町にある、
後継者が居なくなった樹齢50年・1000本のみかん山を引き受けた事をきっかけに、
自然栽培を実践しています。
私たちは、取り組みに共感し、応援してくださる全国400人のサポーターさんによって、活動を維持運営しています。
サポーター大募集中です!
ぜひ応援ヨロシクお願いします。
■みかん山サポーターはこちら!
http://mikanyama.org/supporter/
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
■しあわせみかん山の経営理念
●夢
世界中のみんなで、
1000年つながる「農業と食」を育てる。
●目標
「自然栽培×手つなぎ流通」の実践とその普及。
●想い
「食べもの」=「いのちを育むもの」
という視点を持ち、
人と自然が共生する
「しあわせ(思合わせ)」な世界を、
「農業と食」を通じて、
みんなで学び、楽しく育てる。