「自分でなおせる道づくりvol3 反省会編
7月18日(土)
みかん山自然栽培研究会では、
専門家の仲間と一緒に、
「自分でなおせる道づくり」
の反省会を行いました!
道づくりのコンセプトの一つに
「自分でなおせること」と、してありますが、
手作業で修正がきくようにしておくと、
施工した後も
経過観察をしながら改善していけるので
とても勉強になります。
反省会では以下の3つをポイントに
観察や修正を行いました。
①7月豪雨を経験した後の、
道の排水機能や轍の抉れ具合の確認
②轍部分のセメント混合比率の検討
③側面の石積み部分の土盛り部分
水が勢いよく流れると、
色々なところにその足跡を残しているため、
その軌跡を辿りながら
意見を出し合い考察し、
修正箇所を決めていきます。
様子を見ながら話し合い、
状況に合わせて改善していく。
このサイクルを続けていきながら、
「自分でなおせる道づくり」の基礎を
みんなで創っていけたらよいなと考えています。
また、ご報告いたしますねー。
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●しあわせみかん山とは?
高知県香南市にある後継者がいなくなり衰退していくみかん山を引き継ぎ、
1000年つながるみかん山へ再生していくことを目標に、
果樹の自然栽培を軸に、
持続可能な「農・食・環境の学び場」を育てているNPO法人です。
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●みかん山再生プロジェクトについて
現在のみかん山は後継者が居なくなって衰退した100段の段々畑です。
1964年の東京オリンピックの年に、
先代が雑木林を切り拓きみかん畑に開墾されました。
現在は、当時植えられた2000本のみかんの木はは全て老木になっていて、ほとんどが寿命で枯れてしまい、苗木の更新が必要な時期にきています。
また、山地の栽培は果樹を育てる以外にも細かな環境整備が必要で手が入らなくなるとすぐに荒れてしまいます。
例えば、
段々畑の法面が崩れてきたり、
林道が雨で削れて道がガタガタになって通行不可能になってしまったりと、
土壌環境整備、
排水の改良、沢筋の整備、道の整備など、
手入れが必要な事や課題がたくさんあります。
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