「成木園地づくりvol2サブメニュー 法面の支障木伐採とその活用!」
2025年2月15日(土)
しあわせみかん山では、月に1回第3土曜日に、専門的な仲間と一緒にワークショップを開催しています。
先週のブログで、2月のワークで「成木園地づくり」をテーマに簡易の測量や整地の設計図づくりを行ったとお伝えいたしました。
今週は、サブメニューとして行った法面の竹の伐採などと、その活用をお伝えいたします。
成木園地としてお借りした棚田の園地は大きく3段に分かれていて、最上段の園地とその下の園地の間の法面の高さは約6mほどです。
その法面に現在は竹がビッシリ生えています。このままだと排水の流れがつかめませんので、全面的に伐採することに。
2月のワークでは、理事の「みやさん」が一部を伐採してくれました!
切った竹は、成木園地のマウンド型の整地をする際に「竹暗渠」として活用します。
(■マークの部分が竹暗渠です)
地主さんからすると法面に侵食してくる竹は厄介者でしたが、暗渠として使えるとなると大事な資材に変身♪
竹を伐採した法面はスッキリ、柿の木が見えるようになりました!
1月のワークで刈ったカヤも、幼木園地の苗木の株本をマルチングする資材として使えるので、
運搬車で幼木園地に運び出しました!
なるべく身近な素材を活用して休耕地の整備が進んでいくと、持ち出したり運び込んだりする手間も少なく、嬉しいですね。
そして、休耕地あるあるだと思いますが、
成木園地には、草や木が生い茂っていただけでなく、以前使っていた資材が草や土に覆われて点在しています。
水路周りに埋もれていた廃材も掘り起こしたら、以前サツマイモの栽培で使っていた支柱や古いトタン、
大量のポリ袋が出てきました。
こちらから見るとすべてが廃材に見えますが、
長年この農地で生産活動をされてきた地主さんからすると「昔使っていた大事な資材」という感覚らしく、
捨てるのには抵抗があるご様子でしたので、
使えるものは有難く使わせていただき、使えないものだけ処分するという方向で話がまとまりました。
草や土の中で眠っていた昔の資材も有効活用していけると、気持ちがスッキリしますね。
さてさて、どんな園地に整備できるでしょうか?
楽しみですねー♪
次週へ続く…。
来週は、「農地移転に対するサポーターさんの声」を、共有予定です。
しあわせみかん山の取組を応援してくださる全国のサポーターさんの声をご紹介いたしますので、お楽しみに♪
(2025年は、ほぼ毎週木曜日にブログを更新予定です。)
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しあわせみかん山では、毎月第3土曜日に定例ワークショップを開催しています。
大きなテーマは農空間づくりで、生態系と生産性が両立する農空間を目指して、
土づくりや植樹、設計や計画づくり、デザインやゾーニング、動植物調査や小屋づくりなどなど、
一年を通じて多様な学びのワークを行っています。
自然と共生する果樹栽培や園地づくり、土木や石積み、
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