「 何を食べるか? より、どう育てて、どう食べるか? 」

 

 

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しあわせみかん山代表の 海島未来です。

いつもブログを読んでくださるみなさん、本当にありがとうございます。

 

 

私たちは、「自然栽培×手つなぎ流通プロジェクト」という

プロジェクトで、

 

 

農薬や肥料に頼らずみかんを育て、

全国の消費者サポーターの方へ、直接お届けする!

 

 

と、言うちょっと変わったことに挑戦しています。

 

 

ハジマリは、

無農薬でみかんが育てば、

 

 

「生産者も、消費者も、地域の自然も、

みんながしあわせなみかんが出来る!」と、

 

いう、本当に、単純な想いだけです。

 

 

その頃は、

 

農薬や肥料、除草剤が、

人体や環境における害については知っていても、

 

 

1本の樹の枝に、数百匹も虫がわくとか、

病気が一気に広がって、次々に木が枯れていくとか、

 

 

山一面の草刈りがどれだけ重労働とか、

想像もつかなくて、

 

 

また、ようやく実ったみかんを流通ラインにのせるためには、

 

 

外観やサイズはもちろん、量の確保や味の均一性など、

様々なものが求められることも知りませんでした。

 

また、

 

 

農業のように、周辺地域と密着にかかわる事業を、

特異なやり方で行なうということが、

どれだけ非難されるかも、想像もできませんでした。

 

 

なので、当然のように失敗の連続で、

周囲にたくさんご心配や、ご迷惑をかけているのですが、

 

 

ありがたいことに、多くの方に支えていただき、

ここまで育て続けることができています。

 

 

法人化して4年目。

 

 

 

自分ひとりが、「何を食べるか?」にこだわって、

身の周りの「食べもの」すべてに疑いを向けていた頃よりも、

ずっとずっと、しあわせが増えた気がします。

 

 

みかん山に数々の物語があるように、

 

どんな食べものにも、育ってきた物語と、

育てた人の時間や想いがあって、

 

みかん山にたくさんのサポーターさんが居るように、

 

どんな食べものにも、食べてくれる人がいて、

食卓にひろがる物語があって、

 

 

その喜びを共有すると、こんなにしあわせを感じるんだなあって、

みかん山の事業をとおして、実感できるからだと思います。

 

 

 

食の安全と、経済性のバランスって難しいですが、

 

 

何を食べるか? より、どう食べるか?

そして、それをどう育てるか?

自分自身が、しあわせを感じるのは、なんだろう?

 

 

食べることは、一生続くことで、

食べものは、自分のカラダをつくっていて、

食べものを育てることは、いのちを育てること。

 

 

と、会議や講演でしゃべるのはカンタンなんですが、

みかん山で実践すると、ホント、難しいです(笑)

 

 

私自身は夢を描くだけで、なんにも出来ないのですが、

スタッフやチームの仲間、サポートしてくださる方々が、

本当に素晴らしく、

 

いつも叱咤激励しながら支えてくださるので、

夢がちょっとづつ、ちょっとづつ、育っています。

 

これから、ゆっくりですが、考え方もいっしょに、発信できたらいいなと思っています。

 

パソコンが未だに苦手で、誤字脱字も多いのですが、

いつも、最後まで読んでくださって、ありがとうございます。

 

 

海島未来

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