「草が変わった1年目!」 ーーカラスノエンドウが一面にー

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2019年3月に親子植樹祭で植えた
みかんの苗木の根元から
生えてくる草が変わってきました!

土の再生のほ場整備をする前までは、
この場には、茅やスイバが一面に群生していました。

一年経った2020年2月、
カラスノエンドウが一面に群生しています。

カラスノエンドウは、実はとても働き者で、土づくりの仲間と考えられています。

マメ科植物なので、
根に根粒菌が共生していて、空気中の窒素を固定し、土を肥沃にしていく効果が期待できるのです。

さらにもう一つの効果として期待できるのが
「霜対策」です。

今朝は霜が降りましたが、
霜が溶ける際に地温が下がると、
特に根がダメージを受けるため霜は大敵です。

ところが、
畑の中の作業道には霜が降りても
カラスノエンドウが群生している苗木の周囲1メートル四方には霜が降りていません!

カラスノエンドウが群生していることで
地温が日差しに左右されにくいので、
「放射冷却」が起きにくいからかなと、
考えています(^ ^)
(草丈も非常に重要です!)

カラスノエンドウくん、働き者ですねー。

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■NPO法人しあわせみかん山

2012年、高知県香南市にある後継者が居なくなって衰退するみかん山を引き継ぎ、
自然栽培で山を再生させることを目指して、みんなで取り組んでいます。

『多様ないのちと共生するみかん山には色々な果樹が育ち、
持続可能な「農・食・環境」の学び場として発展している』

と、いう10年ビジョンを2017年に描き、
そこに向かって植樹計画や土壌改良を試行錯誤してきました。

2019年から、10年ビジョンに向かって進む、記念すべき1年目がスタート。
「多様ないのちと共生するみかん山」づくりを具現化していく「仲間づくり」をひろげていきます。

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生産者と消費者と地域が一緒に育てる。