「訪花昆虫! みかんの傷はかれらがつける?」

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減農薬や無農薬のみかんは、よく「外観が悪い」
と、言われますが、

その原因の一つに虫キズがあります(^-^)

訪花昆虫(ほうかこんちゅう)とは、みかんの花の蜜を吸いにくる色々な虫をさします。

みかんの花の中心に赤ちゃんみかんが出来るため、この虫が残した小さな足跡が、虫キズとしてあらわれるんです。

そのため、
一般的には防除といって農薬を散布します。

虫キズは
みかんの中身や味には影響無いですが、
商品価値がグッと下がってしまうためです。

しあわせみかん山では、
木の樹勢低下にかかわるような虫や病気、
果実の味に影響があるような虫などは対策をしますが、

訪花昆虫には特にしていません。
そのため虫キズがついたみかんは外観がちょっと悪くなります。

直売会などで 、

「これみかん?
普段ピカピカのみかんに見慣れてるからかもしれないけど無農薬だとみかけが悪いわね〜。
人に贈るにはちょっとね〜。」

と、ご意見をいただく場合もあります。

もちろん、

「これぐらい全然気にならないし、
しかも味に影響ないなら全然問題無い!
子どもが産まれた友人に贈りたいです♪」

と、言ってくださる方もいます。

みかんの外観を悪くする虫や病気は、
他にも沢山ありますが、

いつ、どんな農薬が、何のために使われていて、
それをしないとどうなるのか?

を、

もっと沢山の人に知ってもらって、

生産者や消費者の身体にも、
地域の環境にも負荷が少ない、

持続可能な農業と食を、
みんなで一緒に考えていけたらいいなと思います(^-^)