「2月のみかん山自然栽培研究会は、剪定!」

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2月23日
みかん山のある香南市のみかんづくりの大先輩、
柳本果樹園さんの畑で、研究会を開催。
テーマは「剪定」でした。

柳本さんがいうには、

「木も人間も一緒よ。
本に書いてありとおりにはいかん。
1本1本違うから、その状態に合わせた手入れをせにゃいかん。」

と、
木を人間と同じように考えたらよいとのこと。

「自分らは、先輩からみかんの声が聞こえるようにならにゃいかん。とよく言われた。
それだけ畑に入りみかんの木をよくよく観察しなさいという意味の教えよ。
そうしたら、人間と同じように、みかんの声が聞こえるようになると。」

と、先輩からの教えも伝えてくれました。

「剪定の目的は一つ。
えいみかんをつくることよ。
でも、富士山と同じように目的は一つでも登り方はなんぼでもある。
木の状態に合わせて目的までのやり方を工夫するのが剪定。
でも、木の状態を把握するためにはみかんの木の声が聞こえるようになる必要があるよ、と、いうことよ。」

と、深いまとめをしてくださいました。
剪定以外にも色々なお話をしてくださって
一つひとつが印象的な時間でした。

昨年、
みかん山研究会用に「研究木」もつくってくださり「摘果講習」を開催したのですが、

今回はその「研究木」で
剪定講習を行いました。

同じ木で、
今後も観察を続け研究を深めていきます(^ ^)

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