「 台風一過! 」
ちょっと心配でしたが、
おかげさまで、何事もなく、みかん山は元気です。
全国のサポーターのみなさん、
たくさんのご心配、ありがとうございました^ ^
みなさまの土地でも、
被害が少ないことを祈って。
今日は、ちょっと、秋の気配を感じながら、
摘果作業をしました。
一年前、
第42回毎日農業記録賞に応募した作品を書いたのも、
ちょうど今の時期で、
作品の最後の場面に登場する最年長スタッフ「りょうさん」と、
今年も同じような会話をしていて、
1年経っても相変わらずで、なんだかおかしくなりました。
下記に添付しておきますので、
良かったら読んでみてください^^
こうして、ゆっくりでも、みかん山が育っていけるのは、
支えてくださるたくさんの方々のおかげです。
いつも、ありがとうございます。
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中略
8月のみかん山の中は静かで、
鳥の声と、ハサミの音だけが響いている。
木陰での中休み中、
摘果したみかんを握って唐突に、
「このみかんを通して、
会った事も無い人たちと心が通じるって、
すごくないですか?」
と、問いかけると、
「、、、、、あ~、確かに、そうじゃなあ。」
と、最年長スタッフがまじめに答えてくれた。
今年はどんなみかんになるだろう、
どんな物語を伝えられるだろう、
無事にお届けできますように、
そう祈りながら、一日をみかん山で過ごす。
想いはあのころのまま、
人と一緒に、土を、そして夢を育てていく。
私たちの根は、どこまで伸びていけるだろう。
道はまだまだ、はじまったばかりだ。
第42回毎日農業記録賞の優秀賞受賞作品
題「田舎の地域から、1000年つながる農業と食を育てる」
作 海島未来