「 成木園地づくりvol2 」 –2025年2月の定例プログラム–
2025年2月15日(土)
2月のワークショップを開催しました!
しあわせみかん山では、月に1回第3土曜日の定例プログラムとして、
専門的な仲間と一緒にワークショップを開催しています。
2月は「成木園地づくり」をテーマに、簡易の測量や整地の設計図づくりを行いました。
成木園地用にお借りした農地は、元々が棚田で水田利用されていましたが、
その後はサツマイモを主体に野菜を生産されていたそうです。
今回棚田5枚分(約2.5反)を整備していきますが、全ての園地の地形は中央が低くなったすり鉢状になっています。
水田利用する場合は問題ないのですが、
果樹園地として利用する場合は水が抜けずに溜まると、根腐れが起きたり、果実の味が悪くなったりするので問題になってしまいます。
では、どのように整備したら良いのでしょうか?
そこで、土の専門家の「たむさん」が、面白い案を出してくれました。
「すり鉢状の園地」から、「360°水が排水できる様なマウンド型の園地」に整備するという案です。
お皿をひっくり返すイメージですね。
下はたむさんが描いたイメージ図です。(法尻の■マークは暗渠または明渠です)
この案を実現するために、
まずは現状の地形や排水がどうなっているかをしっかり調べ、実現可能な設計図案づくりを行いました!
まず測量は、園地の中央に杭を打ち基準値を定め、そこから各ポイントごとに高低差を出していきます。
園地5枚分の測量を行っていきます。
午前中に測量を終えて、ランチタイム。
カレーの予定でしたが、大根と白菜をどっさりいただいたので、豚汁に変更!
今回のメニューは、羽釜で炊いたコーンごはんに重ね煮の豚汁、ゆで卵と高菜の浅漬けでした♪
豚汁は白菜と大根がたくさん入っていて甘みが濃く、とっても美味しかったです。
実は、羽釜ごはんを炊くのは農地移転して1年半ぶりほど。
しばらくはそんな余裕が全く無かったので、移転地の環境が色々と整ってきている証だなあと、しみじみ嬉しく思いました。
お湯を沸かすだけでも、薪だとなんだか楽しいですよね♪
午後は整地の設計図案づくり。
マウンドと排水溝の位置を入れたイメージ図が出来上がりました。
これをたたき台に、専門的な仲間で意見を出し合い練り上げていきます。
さてさて、すり鉢状の園地から、果樹園に向いたマウンド型の園地に変身できるでしょうか?
楽しみですねー♪
次回へ続く…。
次回は、「成木園地づくりサブメニュー 法面の草木刈りとその活用!」を、配信予定です。
刈り草や切った支障木の利活用を配信予定ですのでお楽しみに♪
(2025年は、ほぼ毎週木曜日にブログを更新予定です。)
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定例ワークのボランティアスタッフ大募集♪
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しあわせみかん山では、毎月第3土曜日に定例ワークショップを開催しています。
大きなテーマは農空間づくりで、生態系と生産性が両立する農空間を目指して、
土づくりや植樹、設計や計画づくり、デザインやゾーニング、動植物調査や小屋づくりなどなど、
一年を通じて多様な学びのワークを行っています。
自然と共生する果樹栽培や園地づくり、土木や石積み、里山やコミュニティー活動などに興味がある、
又はやってみたい、学びたい!というボランティアの仲間を大募集しています♪
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しあわせみかん山事務局 info@mikanyama.org
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