「みかんの大先輩の剪定講習会」
地域のみかん栽培の大先輩の園地で、
剪定を見学に行ってきました!
丁度、文旦の木を剪定中で、
「例年は冬場に剪定を行いますけんど、
今年は寒波の影響で木がことうちゅうき、(弱っているから)
花芽が出てから剪定をするがですよ。」
と、剪定の時期を4月にしている理由を教えてくれました。
剪定は本来、木には必要のないものですが、
作業性や品質の向上など、
人の都合に合わせて行います。
人の都合で行うものですが、
木の都合も考えて行わないと木が弱ってしまいます。
果樹の生態を考慮しながら、
人の都合を合わせていくような作業だと教わりました。
また、
「いっぺんに切らない。」
という事が大事だそうです。
果樹は時間軸が長いので、
苗木の時から現在の状態に成長するまで10数年間、この剪定作業を繰り返します。
切ってみて、反応を見て、改善しながら来年の剪定に活かしていく
という、繰返しの中で技術が蓄積されていくとのこと。
特に大きな枝の剪定は、
一気に行うずに3年から5年かけて剪定していく姿勢が大事だと教わりました。
「剪定に正解はないきね。」
と、
大切な言葉も教わりました(^^)
それでは、また次回♪
(ブログは、ほぼ月・水・金曜日に更新しています♪)
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しあわせみかん山とは?
しあわせみかん山は、
耕作放棄地となった段々畑の山を
自然の力で果実が実る持続可能な山へ再生させていくことを目指して、
果樹自然栽培の実践・研究を行うNPO法人です。
高知県にある後継者のいなくなった段々畑の山で、みんなで持続可能な農業と食のありかたを考え・学び・実践研究を続けています。
自然栽培手つなぎ流通プロジェクトとは?
しあわせみかん山は、
「世界中のみんなで1000年つながる農業と食を育てる」
という夢を描き、
みかんを主体とした色々な果樹を、
化学肥料や農薬に頼らない自然栽培で育てる実践・研究を行っています。
その試行錯誤の過程や課題を共有し、
ご意見やご協力をいただきながらみんなで一緒に、プロジェクトを進めています。
まだまだ始まったばかりの
小さな取組みですが、
みかん山づくりを通じて、
個人の方々や企業さんの思いを繋げ、
小さくても自分たちの力で農業と食の問題に取り組んでいける社会を実現したいと思います。
ご理解とご賛同、よろしくお願いいたします。
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