「みかん山の沢には、どんな生き物がいる?♪」ー沢の調査からビオトープづくりへ発展!

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みかん山のある香南市で、
水辺の生き物調査をされている専門家の方に、
みかん山の沢筋の生き物探しをしてもらいました(^ ^)

みかん山の中には、
雨が降った時に水が集まって流れる「沢」があります。

一年中水が流れている「川」と違って、
雨の少ない冬には水がほとんどありません。

みかん山の土壌一帯に染み込んた雨水が集まり流れるこの「沢」。

農薬、化学肥料、除草剤に頼らず、
自然栽培でみかん山を再生させていこうと土壌改良のプロジェクトを始めて丸3年。

今のみかん山の沢には
いったいどんな生き物がいるんだろう?
希少生物みたいなものがいないかなー?

と、
水の生き物専門家、
「高橋河川生物研究所」の高橋さんにプロジェクトのお話をしたら

「それは面白そうですね、見にいきますよ〜!」と、
道具持参でみかん山に来てくれました♪

「海から上がってくるヤマトヌマエビが見つかったら山と海のつながりを感じられて面白いですけどねー」

と、調査をしていたら、
可愛いサワガニの赤ちゃんを発見♪

「サワガニは水が綺麗なところにしかいないんですよ、昔は唐揚げにして食べましたよー!」

と、高橋さん。
サワガニの他にはトンボの赤ちゃんのヤゴも見つかりました(^ ^)

ところが、
期待していたヤマトヌマエビは見つかりません。

「考えられる理由としては、
沢筋が合流する河川がコンクリート三面張で舗装されていたから、
ヤマトヌマエビの住処が無いために上がってこれないのかもしれませんね。」

と、高橋さん。

海と山をつなぐ川が舗装工事の影響により、
生き物のつながりが途絶えてしまっていることがわかりました!

残念ですが、
これはすぐに解決しできるような課題ではありません。

そこで、
みかん山の中で水辺の生き物をもっと増やす場所を作ったらどうか?
というアイディアが出ました(^ ^)

「みかん山にはせっかく綺麗な水が流れているのですが、沢筋の勾配が急過ぎるため、
水辺の生き物が生息できる場所は少ないですね。
沢水が溜まる小さな場所を一箇所作って、
ビオトープにして、生き物を増やしていき、みんなで観察していくのはどうでしょう?」

と、高橋さんから素敵なアイデアが出ました(^ ^)

ビオトープとは、
生物の生息場所を意味するドイツ生まれの概念、
で、生物が住みやすいように有機的に結びついた生物群になるよう環境を改変することでもあります。

みかん山に染み込んだ雨水が集まる沢に、
ビオトープをつくる♪

これはとっても面白そう!
と、なんだかワクワクしてきました(^ ^)

2019年度のしあわせみかん山の目標は

「多様性のあるみかん山づくりに、
地域内外から
沢山の方が参画できる土台をつくろう!」

と、しています。
その一つにビオトープづくりが加わりました♪

どんな風に発展していくか、楽しみですねー!

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