「土の先生と打ち合わせ♪」
高知県佐川町で土壌医の資格を持つ、
土の専門家「田村雄一(たむ)さん」がみかん山に来てくれました(^ ^)
田村雄一(たむ)さんは、酪農と農業を営み、
佐川町で有機栽培のグループをつくり後輩の育成にも励まれていて、有機栽培のパイオニア的存在です。
9月に開催する
「みかん山自然栽培研究会」の打ち合わせとして、研究会の女子メンバーと一緒に、
簡単な土壌調査をしてみました!
土を60センチ掘って、
10センチごとに土の硬度・色・性質などを調べていきます(^ ^)
みかん山の土は茶褐色で粘土質で弱酸性。
有機物は少なめ。
掘った場所では
40センチ以下になると地下水があり、
木の生育に適した土壌としては難しいという結果でした。
みかん山全体として、
土が茶褐色で有機物が少ないのは確かで、
この状態からいかに目標とする土壌に持っていくかは、10年ビジョンに向けた大きな課題です。
田村(たむ)さん曰く、
「土は、
単体では存在してなく周囲の環境全てと
連動して土壌が発達したり衰退したりする。
みかんの木一本を見るのではなく、
連動する全ての環境を合わせてみていくことが大事。」
と、
土壌と植物の根との関係や、
ミミズと菌との関係、
日差しと植生と土の関係などなど、
土と周囲の生き物の関係性のお話を
色々聞かせていただきました(^ ^)
田村(たむ)さんの土と環境のお話は、
とっても深くて面白いです♪
9月の研究会が楽しみですね。
また、ご報告いたします(^ ^)
■参加者募集中♪
「みかん山自然栽培研究会」
ーー毎月第3土曜日開催ーー
●9月の研究会開催日時
9月21日土曜日 9時〜15時 みかん山
テーマ 「土のお話」
●参加者若干名募集中!(予約制)
●お問い合わせ →しあわせみかん山事務局
●info@mikanyama.org
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■NPO法人しあわせみかん山
2012年より、高知県にある後継者が居なくなって衰退するみかん山を引き継ぎ、自然栽培で山を再生させることを目指して、みんなでみかん山づくりに取り組んでいます。
『多様ないのちと共生するみかん山には色々な果樹が育ち、
持続可能な「農・食・環境」の学び場として発展している』
と、いう10年ビジョンを2017年に描き、
そこに向かって植樹計画や土壌改良を試行錯誤してきました。
2019年は、10年ビジョンに向かって進む、記念すべき1年目。
どんな展開になるのかワクワクしています♪
この活動は、全国のサポーターさんや10年ビジョン基金によって支えられています。
みなさまの、幅広い応援やご協力、
どうぞよろしくお願いいたします(^ ^)
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■サポーターとして応援しませんか?
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一緒にみかん山づくりに参画してくださるサポーターさんを大募集しています。♪
http://mikanyama.org/supporter/
●サポーターとは、みかん山の夢に共感し参画してくださる継続型支援の会員さんです。
●サポーターさんに様々な形でみかん山の事業に参画していただくことが、10年ビジョン実現の大きな原動力になります♪
●現在、
全国の個人・法人サポーターさん300人に支えられています(^ ^)
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■10年ビジョン基金に寄付をして応援しませんか?
●10年ビジョン基金とは、自由な金額をいつでも寄付することができる窓口です♪
●基金に集まった資金は全て、10年ビジョンに向けたみかん山づくりの事業に活用され、ビジョンを実現させていく大事なツールになります♪
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■経営理念
●夢
世界中のみんなで、
1000年つながる「農業と食」を育てる。
●目標
自然栽培×手つなぎ流通の実践とその普及
●おもい
「持続可能な農業」と「いのちを育む食」を通じて、
人と自然が思い合う「しあわせ(思合わせ)」な社会を、
生産者と消費者と地域が一緒に育てる。