「太陽熱養生処理で土をフカフカに♪」
ー 土の学校2021前編その② ー
①の続き
4月17日(土)
「土の学校2021前編」を開催しました!
「土の学校」は、
みかん山再生プロジェクトの一つで、
高知県佐川町で有畜複合農業を営むTAMファームの「たむさん」といっしょに、みかん山で土づくりを実践し、
その過程全てを共有していく参加型のワークショップです。
記念すべき第一回の「土の学校2021前編」は、
「太陽熱養生処理」という、
土を短期間でフカフカにする技法をみんなで実践してみました!
太陽熱養生処理とは、
「太陽熱+微生物」の力を利用して行う土づくりのことです。
「太陽熱消毒」により、
病気や害虫雑草が少なくなり、
「微生物の力」で土がフカフカになるので植物の根の張りが良くなり、排水性や保肥力もアップする!
と、いう良いことづくめの技法だそうです。
みかん山で実践するのは初めてですが、
本当に短期間で土が変化するのか、とても楽しみですね!
今回は、ヘアリーベッチという豆科の植物を育てていた一区画で実践してみました。
「たむさんの太陽熱養生処理」の工程は、
①有機資材と菌をすきこむ
(ヘアリーベッチ・おから・大麦など)
②耕す
③畝立てする
④水を長靴がぬかるむくらいかける
⑤マルチで覆う
という手順で行いました!
上手くいけば、
マルチの下の土の中では、
菌が繁殖し有機資材を分解していくドラマが始まります^ ^
その結果として、
フカフカの土ができるということですが、どうなるか楽しみですね♪
参加者の方からは、
「たむさんの菌の世界の話が面白かった!
地表から下の世界に興味を持つ第一歩になりました!」
と、
素敵な感想をいただきました(^^)
この後は、
来年3月に植樹予定の「幼木園」の土づくりの準備をしました。
③へ続く♪
(ブログは、ほぼ月・水・金曜日に更新しています♪)
「土の学校」とは?
みかん山再生プロジェクトの一つで、高知県佐川町で有畜複合農業を営み土壌医の資格も持つTAMファームの「たむさん」といっしょに、みかん山で土づくりを実践し、その過程全てを共有していく参加型のワークショップです。
みかん山の10年ビジョンに基づく長期的(7年)なプログラムで、最終的にはみかん山全体の土づくりにも着手していきますが、
今期はまず、
来年3月に植樹する苗木を育てる畑「幼木園」の土づくりを、4月・7月・3月と、3回にわけ開催予定です!
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しあわせみかん山とは?
しあわせみかん山は、
耕作放棄地となった段々畑の山を
自然の力で果実が実る持続可能な山へ再生させていくことを目指して、
果樹自然栽培の実践・研究を行うNPO法人です。
高知県にある後継者のいなくなった段々畑の山で、みんなで持続可能な農業と食のありかたを考え・学び・実践研究を続けています。
自然栽培手つなぎ流通プロジェクトとは?
しあわせみかん山は、
「世界中のみんなで1000年つながる農業と食を育てる」
という夢を描き、
みかんを主体とした色々な果樹を、
化学肥料や農薬に頼らない自然栽培で育てる実践・研究を行っています。
その試行錯誤の過程や課題を共有し、
ご意見やご協力をいただきながらみんなで一緒に、プロジェクトを進めています。
まだまだ始まったばかりの
小さな取組みですが、
みかん山づくりを通じて、
個人の方々や企業さんの思いを繋げ、
小さくても自分たちの力で農業と食の問題に取り組んでいける社会を実現したいと思います。
ご理解とご賛同、よろしくお願いいたします。
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