「技術をつなぐ学び場づくり」
ー自分でなおせる道づくりvol4その③ー
②の続き
2月20日(土)
毎月第三土曜日に開催しているみかん山自然栽培研究会を行いました!
2月の研究会のテーマは、
「自分でなおせる道づくり」で、前回からその学びをご報告しています。
みかん山の頂上まで1000m続く未舗装の道が雨水で削れていくため、
専門的な仲間と一緒に、持続可能な道の整備を実践研究しています。
前回から仕上げの転圧に、ランマーを導入しました!
ランマーは上下に振動して土をたたいて締め固めてくれる機械ですが、
綺麗に仕上げるにはコツがあるそう。
土木建設の専門の仲間いわく、
「ランマーは3回とおす」
と、いう言葉があるそうです。
締め固めたい面積を満遍なくたたく工程を、
3回繰り返すと綺麗に仕上がるとのこと。
ひとつひとつ、
作業の中で色々な知恵を教えていただけるのが、とても勉強になります。
参加者の方からは、
「しあわせみかん山さんは、途切れかけている農家や
その他農業にまつわる伝統技術者の技術継承に大変有意義な活動をしておられると思います。
今後ともできる限り参加・ご協力をさせて頂きたいと思います。よろしくお願い致します。」
と、素敵な感想もいただきました。
次回の研究会は、
3月20日(土)
⚫︎テーマ「自分でなおせる石の水路づくり」
猪の被害が多い圃場の横断溝を、石積みでなおすワークです♪
また、ご報告いたしますねー!
⚫︎みかん山自然栽培研究会とは?
みかん山再生のため、エコロジカルデザインや、土づくりや道づくり石積みなどの基盤整備の学び場を開き、
専門家の仲間の協力と参加者のマンパワーを合わせて小さな単位で実践研究を行っています。
⚫︎2月の研究会の専門的な仲間のご紹介
・西山さん(環境共生型の土木設計の技術者)
・弘田さん(環境共生型の土木設計の技術者)
・黒川さん(土木建設の技能者)
(ブログは、ほぼ月・水・金曜日に更新しています♪)
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しあわせみかん山とは?
しあわせみかん山は、
耕作放棄地となった段々畑の山を
自然の力で果実が実る持続可能な山へ再生させていくことを目指して、
果樹自然栽培の実践・研究を行うNPO法人です。
高知県にある後継者のいなくなった段々畑の山で、みんなで持続可能な農業と食のありかたを考え・学び・実践研究を続けています。
自然栽培手つなぎ流通プロジェクトとは?
しあわせみかん山は、
「世界中のみんなで1000年つながる農業と食を育てる」
という夢を描き、
みかんを主体とした色々な果樹を、
化学肥料や農薬に頼らない自然栽培で育てる実践・研究を行っています。
その試行錯誤の過程や課題を、
応援してくださるサポーターさんに共有し、
ご意見やご協力をいただきながら一緒にプロジェクトを進めてきました。
この参加型の取組を「自然栽培手つなぎ流通プロジェクト」と名づけています。
しあわせみかん山の取組は、
夢に共感してくださる沢山の方々の力で継続・発展してきました。
まだまだ始まったばかりの
小さな取組みですが、
みかん山づくりを通じて、
個人の方々や企業さんの思いを繋げ、
小さくても自分たちの力で農業と食の問題に取り組んでいける社会を実現したいと思います。
ご理解とご賛同、よろしくお願いいたします。
応援はコチラから!
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