「第1回 みかん山で経営理念をつくる会」
みかん山自然栽培研究会の女子メンバーで、
経営理念を学び成文化するための合宿をしました！
1泊2日で、
まじめに真面目に学び、完成させましたよーー(^^)笑
さらに少し真面目な話をすると、
環境変化が大きいこれからの時代は、
農業にも絶対「経営理念」が必要です！！
特に、
しあわせみかん山が学び実践している
中小企業家同友会の「経営指針」は、
①経営理念
②10年ビジョン
③経営方針
④経営計画
の4つで成り立っていて、
ただ、売り上げを伸ばすための戦略を考えたり、セールスやマーケティングを学ぶものではありません。
根幹にあるのは、
「人を活かす経営」「人間尊重の経営」
として、
「働く人との関係性を最重要視する」
ところにあります。
経営者が「経営者としての責任」
をまず自覚し、
「働く人をパートナー」として向き合い、
事業を遂行していく「軸」となる「経営理念」を共に創ること。
そして、
「経営理念」に向かって、
10年ビジョン・方針・計画を創り上げ、
みんなで「実践」していきましょう。
と、いう大きな取組になっているのが「経営指針」なんです。
そんなわけで今回の合宿では、
①「経営指針とは何か？」を学び、
②「何のために経営しているか？」を問い、
③「経営理念」を成文化する。
という3つをやりました！
経営者である一人ひとりが、
まずは自分と向き合うことから始まります。
「何のために経営しているのか？」
「私たち固有の役割は何か？」
「働く人やお客さまや地域社会と、
どのような姿勢で向き合っていくのか？」
を、
何度も何度も問いかけることで、
ぼんやりしていた概念を言語化していくことができます。
みかん山自然栽培研究会の女子メンバーは、
●親や家の田畑を継承しないといけない。
●自分がやるなら環境や人体に負荷の少ない農業をやってみたい。
と、自然栽培を始めた動機がみんな似ています。
でも、動機が似ていても一人ひとりが生きてきた人生や持つ価値観が違うので、
そこをもっともっと掘り下げて、
●なぜ自然栽培に興味を持ったのか？
●食の安全を考えるきっかけは何か？
●自分が本当に好きなことは何か？
などなど、
ワークを通じて深めていきながら
その人らしい言葉で理念を成文化していきました(^^)
対話の中で、
涙が溢れる場面や感動的な場面もあり、
気づきが沢山詰まった合宿になりました♪
自然栽培研究会の女子メンバーのみなさん、
合宿おつかれさまでした(^^)
そして
「経営理念の成文化」おめでとうございます！
完成した経営理念は、
9月の研究会で発表してもらう予定になっています(^^)
経営理念は伝えることに意味があって、
磨きをかけていくことで共有や浸透につながっていきますので、これからが楽しみですね♪
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■NＰO法人しあわせみかん山
2012年より、高知県にある後継者が居なくなって衰退するみかん山を引き継ぎ、自然栽培で山を再生させることを目指して、みんなでみかん山づくりに取り組んでいます。
『多様ないのちと共生するみかん山には色々な果樹が育ち、
持続可能な「農・食・環境」の学び場として発展している』
と、いう10年ビジョンを2017年に描き、
そこに向かって植樹計画や土壌改良を試行錯誤してきました。
2019年は、
その10年ビジョンに向かって進む記念すべき1年目。どんな展開になるのかワクワクしています♪
この活動は、全国のサポーターさんや10年ビジョン基金によって支えられています。
みなさまの、幅広い応援やご協力、
どうぞよろしくお願いいたします(^ ^)
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■サポーターとして応援しませんか？
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一緒にみかん山づくりに参画してくださるサポーターさんを大募集しています。♪
http://mikanyama.org/supporter/
●サポーターとは、みかん山の夢に共感し参画してくださる継続型支援の会員さんです。
●サポーターさんに様々な形でみかん山の事業に参画していただくことが、10年ビジョン実現の大きな原動力になります♪
●現在、
全国の個人・法人サポーターさん300人に支えられています(^ ^)
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■10年ビジョン基金に寄付をして応援しませんか？
●10年ビジョン基金とは、自由な金額をいつでも寄付することができる窓口です♪
●基金に集まった資金は全て、10年ビジョンに向けたみかん山づくりの事業に活用され、ビジョンを実現させていく大事なツールになります♪
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■経営理念
●夢
世界中のみんなで、
1000年つながる「農業と食」を育てる。
●目標
自然栽培×手つなぎ流通の実践とその普及
●おもい
「持続可能な農業」と「いのちを育む食」を通じて、
人と自然が思い合う「しあわせ(思合わせ)」な社会を、
生産者と消費者と地域が一緒に育てる。