「里芋を植えました!」

ー実感山(みかんやま)に向けてー
日にち  2022年6月3日
場所   3-1 苗木の畝間
みかん山の中に地下水が集まる水の多い段畑があります。
以前は水抜きなど色々工夫していたのですが、
「土の学校」の先生「たむさん」のアイディアで、
水が多い圃場の特性を活かして、
里芋を植えてみました(^^)
里芋は初めて植えるため、
地域の方に植え方を訪ねたところ細かく丁寧に教えていただきました♪
ただ、今回は植えるのが遅かったので収穫できるかは、微妙なところではありますが(^。^)
2022年の土の学校のテーマは、
「実感山(みかんやま)」です。
再生の要である土づくり・環境づくりを、
「食べて実感できる」ことを目標にしています。
苗木の畝間に里芋を育てることで、
里芋の生育にかかわる生態系がうまれます。
みかんの木だけの単一の生態系ではなく、
複数の作物の生態系が重なることで、
畑の中に生態系ピラミッドの層を重ねていくイメージだそうです(^^)
下の図のように一般的な果樹栽培は、主役の木以外は草も虫の邪魔であり排除しようとする考え方です。
でも実際に主役の木は、生態系の中では一つの「いのち」で、つながりの中で生きてきます。
多様ないのちが共生することで土壌環境を豊かにし、病害虫の大発生を抑えてくれるような生態系を育むことができれば、結果的に排除しなくても主役の木は健やかに育っていけるはずです。
そして、そのような生態系が重なり合うことでより多様な生態ピピラミッドが育っていくことができる。
これが、「多福生態ピラミッド」の考え方です。
言葉にするとちょっと難しいですが、大事なことは実践。
どんな風に環境が変化するか楽しみですね!
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◾️「土の学校」とは?
みかん山の最大の課題は、土づくりです。
現在のみかん山の土は硬くしまって痩せていて、苗木を植えてもうまく育ちません。
そこで、専門的な仲間と協働で、果樹が元気に育つ土づくりを実践する参加型のワークショップ、「土の学校」を開催しています。
▶︎専門的な仲間(土の学校の先生)のご紹介
高知県佐川町で有畜複合農業を営み土壌医の資格も持つTAMファームの代表田村雄一さん、通称「たむさん」
▶︎「たむさん」の著書
「自然により近づく農空間づくり」
⚫︎「土の学校2022」スケジュール
・土の学校(スキルアップ編)5月21日(開催済)
・土の学校(太陽熱養生処理編)7月16日
・土の学校(収穫祭編)11月19日
・土の学校(植樹祭編)2023年3月18日
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⭐︎こんにちは、しあわせみかん山です。
みかん山の再生に向けた取組みをアップしていきます♪
⭐︎しあわせみかん山とは?
耕作放棄地の山を自然の力で果実が実る持続可能な山へ再生させていくことを目指して、
果樹自然栽培の実践研究を行っているNPO法人です。
⭐︎みかん山再生に向けた取組み
再生に向けた色々な課題にとり組むため、
1000年つながるみかん山づくりに共感してくださる仲間を呼びかけ、参加型で再生活動に取組んでいます♪
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みなさまの応援andご参加、心よりお待ちしています。
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▶︎NPO法人しあわせみかん山
世界中のみんなで1000年つながる農業と食を育てる