対話が軸にあるワークショップ
しあわせみかん山では、
研究生のみんなに来期のワークショップの方針を共有し、詳細を検討しました。
『講師が話し受講生が聴くという一方向の学びでは無く、お互いの対話から気づきや学びがいつも育まれる場に、みんなでしていきたい。』
と、お伝えし、
みなでそれが成り立つ用ルールを推敲しました。
ーーー●ワークショップのルール●ーーーーーー
■軸
しあわせ=思合わせ=思い合い
①人が話している時は全員が話し手に耳を傾ける。
・心臓の音が聴こえるくらいのイメージ
・話し手が心地よく話せるように意識する
②話を遮る時は、話し手に遮ってよいか確認する。
(①が本当に出来ていれば②は必要ないが、現状ではまだこのルールを置く。)
③その人のモノのとらえ方を大事に尊重する。
なぜそう考えるのか?を質問して話しを掘り下げるのは良いが、問題点の指摘や否定につながる発言は控える。
④ワークの場にいる全員が当事者。
「みんなで学ぶ」という意識を持つ。
⑤参加者1人ひとりが、動機を明確にする。
・なぜこの会に参加するのか?
⑥ルールに沿って対話が成り立つ用、全員が意識する。
・話し手の話が迷走した場合、基点に戻すよう促す。
・発言者が対話ではなく一方的な自己主張になっているような場合、場の話題やみんなの学びに戻すよう促す。
・話し手以外の参加者同士で会話が始まった場合、話し手に意識を戻すよう促す。
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■ワークのルールを推敲してみた中での対話
「本当はルールの必要がないのが理想なんですが、今はまずこのルールを創りました。
いずれ必要なくなることを目指して、みんなで頑張りたいですね。」
と、伝えると笑いと深い理解を得られました。
すると、
人の話を聴くのが苦手な(笑)研究生の方が、
「このルールは自分のためにあるみたいだ!
大事な事、素晴らしい事に気づかせていただいた、この歳になってこんな勉強が出来るとは思いもよらなかった。
また、トップダウンの指揮命令の中で生きてきた自分にとって、こんな風に意見を聞いて構築していくなんて経験が無いし、凄い勉強になる!
この歳になってこんな学びがあるとは知らなかった!」
と、深く感動されていました。
みんなの思いを合わせて少しづつ、
しあわせみかん山は育っています(^^)
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■NPO法人しあわせみかん山
高知県にある担い手の居なくなった老齢のみかん山を引き継ぎ、「自然栽培」でみかん山の再生に取り組んで5年目になります。
この取り組みを「サポーター」として応援する消費者参画型の「手つなぎ流通」にも取り組んでいて会員制で運営しています。
現在、全国400人16社のサポーターさんが、
みかん山の取組を応援してくださっています♪
■自然栽培とは?
植物とその植物が育つ土壌(場環境)の力を引き出して育てる「自然栽培」。
放任栽培とは違い、みかんの木と山全体の場環境を整える手入れを大事にしています。
長年化学肥料と農薬を使い続けていたみかん山の土壌は、排水機能が停滞し、表土が流されやすい状態にあるため、みかんの木の根が張っていく環境が整っていません。
その中で、みかんの木が育ちやすい環境に再生させるためにはどうしたら良いか?と、学びながら実践しています。
■「サポーター」とは?
夢(理念)に参画するパートナーです。
体験型のイベントや定期的でリアルな栽培報告を通じて「自然栽培」を体感していただきながら、いっしょに「持続可能であんしんな食べモノ」を育てていくことを目指しています。
■手つなぎ流通とは?
「生産者と消費者がいっしょに、持続可能な農業と、いのちを育む食を育てる。」という理念の下、店頭で並んでいる「食べモノ」を買うだけでは見えてこない、地域における現代農業の問題やリアルに向き合い、相互理解を深めながら、かかわる1人ひとりが「農と食」に対する価値観を構築していくことを目指す、消費者参画型のアタラシイ流通です。
■サポーター大募集中!!
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あなたの参画を心からお待ちしています!
応援、よろしくお願いします♪
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■経営理念
■夢
世界中のみんなで、
1000年つながる「農業と食」を育てる。
■目標
「自然栽培×手つなぎ流通」の実践と、その普及。
■想い
「持続可能な農業」
と「いのちを育む食」を通じて、
人と自然が思い合う
「しあわせ(思合わせ)」な社会を、
生産者と消費者と地域がいっしょに育てる。