「法人サポーターさんへ、今年のご報告♪」 ーー手つなぎ流通の軸は関係性づくりー
みかん山の法人サポーター
「四国シジシー」さんへ、今年一年のご報告をさせていただきに行ってきました!
2019年度は、
しあわせみかん山にとって10年ビジョンに向けた第一歩目の年。
●みかん山のこれまでとこれからの10年
●地域の専門的な仲間との生き物調査や土壌調査
●みかんピールジャム開発物語
●「農・食・環境」の学び場づくりの方向性
etc.
盛りだくさんの内容で、
1時間のご報告をさせていただきました。
すると、
聴いてくださった社員さんから、
「非常にアナログなやり方で仲間づくりをされていますが、何か理由があるんでしょうか?」
と、ご質問をいただきました。
そこで代表の私のスイッチが入ってしまって、
事業名である「手つなぎ流通」について
熱弁してしまいました(^-^)
「しあわせみかん山では、
『手つなぎ流通』という考え方を大事にしていて、サポーターさんをお客さんではなく、
理念に共感して一緒に参画してくださる
仲間=パートナーだと考えています。
現代農業の生産と流通にある様々な課題は、
農産物だけが流通することでは中々解決しません。
一人ひとりにまず現状を知っていただきたいし、
一緒に考えていただきたいし、
出来ることから実践していきたいと考えています。
なので、みかんだけを届けて終わりではなく、
みかんが育つ背景や課題まできちんと共有して
関係性を育みながら、一緒に1000年つながるみかん山づくりに取り組んでいきたいんです。
実は『手つなぎ流通』という言葉はウィキペディアを調べてもありません。
なぜなら、
しあわせみかん山が創った造語だからです。
『手つなぎ流通』とは、概念なんです。
生産現場と消費者が手がつなげる関係性の中で、未来へつながる食べものと地域環境を育てていくという、まだこの世に無かった新しい価値観です。
その軸になるのは関係性なんです。
一方通行の情報発信ではなくみなさんのご意見をいただきながら、一緒に取組みを進めていきたいと考えているため、このようなアナログにやり方を続けているんですよ。」
と、
熱弁してしまいました(^-^)笑
社員さんからは、
●何回も聴いてるけど、毎回感銘を受ける。
●毎年、プレゼンの内容がブラッシュアップされているけど、今年は特に内容が濃い。
●来年の植樹祭は家族で参加したい!
と、
嬉しいご感想をいただきました。
しあわせみかん山の法人サポーターさんは全国にいらっしゃいますが、
なるべく地元高知の法人サポーターさんへは、お時間をいただいて、ご報告に足を運ぶようにしています。
毎年のみかん山の変化や成長を、喜びに感じてくださったら嬉しいなと思っています。
またご報告いたしますねー。
■「四国シジシー」さんとは?
全国のスーパーマーケットが加盟するCGCグループの関連会社で、
主にスーパーなどの
(1)商品
(2)物流
(3)情報システム
(4)営業支援の4つを主体に事業を展開されています。
詳細はコチラ♪
http://www.cgcjapan.co.jp/company/group/area07.php
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■NPO法人しあわせみかん山
2012年、高知県香南市にある後継者が居なくなって衰退するみかん山を引き継ぎ、
自然栽培で山を再生させることを目指して、みんなで取り組んでいます。
『多様ないのちと共生するみかん山には色々な果樹が育ち、
持続可能な「農・食・環境」の学び場として発展している』
と、いう10年ビジョンを2017年に描き、
そこに向かって植樹計画や土壌改良を試行錯誤してきました。
2019年は、10年ビジョンに向かって進む、記念すべき1年目。3年かけて小さな点を沢山つくりながら仲間づくりを進めていきます。
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■サポーターとして参加くださいませんか?
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みかん山の活動は、全国のサポーターさんによって支えられています。
活動をしっかり進めていくためには、まだまだ沢山の人の力が必要です。
ぜひ、サポーターになって1000年つながるみかん山づくりに参画してください!
どうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m
http://mikanyama.org/supporter/
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■10年ビジョン基金へのご協力をお願いしています。
活動を寄付で応援しませんか?
10年ビジョン基金はこちら!
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■経営理念
●夢
世界中のみんなで、
1000年つながる「農業と食」を育てる。
●目標
自然栽培×手つなぎ流通の実践とその普及
●おもい
「持続可能な農業」と「いのちを育む食」を通じて、
人と自然が思い合う「しあわせ(思合わせ)」な社会を、
生産者と消費者と地域が一緒に育てる。