「石積みの石集めと子どものお手伝い」
ー成長ぶりに驚きましたー
しあわせみかん山のHPにも写真が載っている「らい君」は、
長老スタッフ「良さん」のお孫さんです。
撮影当時3歳だった彼は、今では小学4年生10歳、大きくなりました。
そんな「らい君」が、
年明け最初のお仕事として、石積み用の石の搬出作業のお手伝いに参加してくれました!
今月23日に開催予定の「石積み学校」で使用する積み石が足りなかったため石を探していたtころ、
良さんのご自宅の裏庭で15年ほど前に石垣を取り壊した場所があるとのことで、
みんなで石の搬出に行きました。
ちょうど冬休みだった「らい君」は、
「僕も石運ぶのやりたい!」
と、お手伝いを自ら志願。
半分土や草に埋まっている石の山から、
器用に石を掘り出してせっせと軽トラに積み込みをしてくれたのです。
その上、
自分では持てない重量の石の時は、
「おんちゃん、ここに石があるき掘ってや!」
と、年長スタッフにきちんと指示をしてくれます。
周りの作業をよく見ながら、
自分がするべき役割も言われなくてもこなしていきます。
わからない事があってもおじいちゃんには話しかけずに、周りのスタッフにきちんと確認することができます。
しかも、積み石を自発的にサイズ別に分別して、
石積みの時に使いやすくしてくれていました!
仕事が細かい(^^)笑
周りの大人の仕事をよく観察してるんだなと感心しました。
3歳の時は、
何を話しかけてもおじいちゃんの後ろに隠れながら答えていた子が、
7年でこんなに成長するなんてと、思い出してより感動しました。
また、子どもが参加することでスタッフもいつもより張り切って作業しているようで、
多世代交流のある場はやっぱり大事だなと再認識したところでした。
しあわせみかん山では、
みかん山の再生を通じて、お年寄りから子どもまで参加できる環境学習プログラムを構築中です。
らい君のように、
みかん山づくりに参加する子どもが、山といっしょに成長していく姿も楽しめたらいいなと思っています。
しあわせみかん山とは?
しあわせみかん山は、
耕作放棄地となった段々畑の山を
自然の力で果実が実る持続可能な山へ再生させていくことを目指して、
果樹自然栽培の実践・研究を行うNPO法人です。
高知県にある後継者のいなくなったみかん山を土台に、
みんなで持続可能な農業と食のありかたを考え・学び・実践研究を続けています。
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自然栽培手つなぎ流通プロジェクトとは?
しあわせみかん山は、
「世界中のみんなで1000年つながる農業と食を育てる」
という夢を描き、
みかんを主体とした色々な果樹を、
化学肥料や農薬に頼らない自然栽培で育てる実践・研究を行っています。
その試行錯誤の過程や課題を、
応援してくださるサポーターさんに共有し、
ご意見やご協力をいただきながら一緒にプロジェクトを進めてきました。
この参加型の取組を「自然栽培手つなぎ流通プロジェクト」と名づけています。
しあわせみかん山の取組は、
夢に共感してくださる沢山の方々の力で継続・発展してきました。
まだまだ始まったばかりの
小さな取組みですが、
みかん山づくりを通じて、
個人の方々や企業さんの思いを繋げ、
小さくても自分たちの力で取り組んでいける社会を実現したいと思います。
ご理解とご賛同、よろしくお願いいたします。
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