「2021年度の事業計画が出来ました!」 ー事業計画を共有する意味や効果は?ー
全国のサポーターさんにお届けする、
「しあわせみかん山2021事業計画」が完成しました♪
原稿のデザインは昨年に引き続き「しろくまデザインさん」が担ってくださって、とても見やすく素敵に仕上がっています(^^)
しあわせみかん山は、
耕作放棄地となったみかん山を自然の力で果実が実る山へ再生させていくことを目指して、果樹自然栽培の実践・研究を行うNPO法人です。
全国のサポーターさんや応援してくださる地域の方々と一緒に、持続可能なみかん山づくり取組んでいきたいと考えているため、
計画や経過を共有することを大切にしています。
サポーターさんには、
年度の始めに一年の事業計画を共有し、
その経過を報告・共有しながら一緒にプロジェクトを進めています。
実は事業計画の共有をスタートしたのが2019年。10年ビジョンを描いて一年目の年に始めました。
遠く離れた土地からでも応援してくださる方へ、どうやったら10年ビジョンに向けた取組の詳細や進捗状況がわかりやすく伝わるかをみんなで話し合い、
「徹底的に課題や計画を共有する。」
と、いう方針を決めて、事業計画の共有を始めました。
最初はサポーターさんへの共有のために始めたつもりでしたが、
やってみると、実際一番はみかん山で働く仲間のためになっているなと感じます。
自分たちで一生懸命考えた計画がきちんと「見える化」する事で、
例えうまくいかない事があっても現場ですぐに見なおすことができますし、計画を軸に話し合いができるため、改善案も出やすくなります。
また、計画を「見える化」する事でよりブラッシュアップされるため、
改めて事業の目的や目標を自分たちで再認識することができ、事業計画に自信を持てるようにもなりました。
また、事業計画には「基本的な考え方」を示してあるため、専門的な仲間とワークショップのプログラムを考える時も、事業目的や目標に沿った内容を話し合うことができるなと感じます。
そして、
サポーターさんに事業計画を共有する事で
「年々取組の中身がしっかりわかりやすくなっていますね、今年も応援しています!」
と、暖かいご意見をいただける事が何よりスタッフの励みになっています。
時には厳しいご意見をいただくこともありますが、その場合も計画に沿って話が出来るため、
意見交換が以前よりスムーズになったなあと感じています。
この様に事業計画の共有を続けていく中で、色々な効果が現れてきました♪
でも、事業計画を共有する一番の目的は、
効果を出すことではなくみんなで一緒にプロジェクトを進めていくことです。
2021年度は、おかげさまでみかん山設立10周年記念の年でもあり、10年ビジョンに向けた3年目の年。
今期は残り7年間の具体的な再生計画を完成させ、サポーターさんに一番に共有することが大きな目標です。
そして、
植樹キャンペーンやオンライン試食交流会など、参画のしくみづくりにも色々取り組んでいきます(^^)
そんなワクワクする企画や実践研究が詰まった「しあわせみかん山2021事業計画書」。
ただ今発送の準備中ですので、
楽しみにお待ちいただけると嬉しいです♪
いつも応援してくださって本当にありがとうございます。
(ブログは、ほぼ月・水・金曜日に更新しています♪)
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しあわせみかん山とは?
しあわせみかん山は、
耕作放棄地となった段々畑の山を
自然の力で果実が実る持続可能な山へ再生させていくことを目指して、
果樹自然栽培の実践・研究を行うNPO法人です。
高知県にある後継者のいなくなった段々畑の山で、みんなで持続可能な農業と食のありかたを考え・学び・実践研究を続けています。
自然栽培手つなぎ流通プロジェクトとは?
しあわせみかん山は、
「世界中のみんなで1000年つながる農業と食を育てる」
という夢を描き、
みかんを主体とした色々な果樹を、
化学肥料や農薬に頼らない自然栽培で育てる実践・研究を行っています。
その試行錯誤の過程や課題を共有し、
ご意見やご協力をいただきながら参加型(手つなぎ流通)でプロジェクトを進めています。
まだまだ始まったばかりの
小さな取組みですが、
みかん山づくりを通じて、
個人の方々や企業さんの思いを繋げ、
小さくても自分たちの力で農業と食の問題に取り組んでいける社会を実現したいと思います。
ご理解とご賛同、よろしくお願いいたします。
応援はコチラから!
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