「長老スタッフ良さんの新たな地域貢献」
みかん山の長老スタッフ良さん(りょうさん)は、
地域の歴史を軸にした地域活性活動にも尽力されていて、
独自で調査研究された地域文化を講演されたり、伝統芸能を復活させたりと書き尽くせないほど色々な活躍をされています。
そんな良さんの新たな地域貢献が、また一つ増えました!
昨年、
一般社団法人石積み学校さんより、石積みの講師をみかん山にお招きした際に、
「香南市夜須町添地部落」にある石積みの砂防ダムを見学するミニツアーを開催しました。
この地域はすでに無人になってしまっているのですが、
10mの高さのアーチ型の石積みの砂防ダムが残っています。
とても立派な石積みが山に埋もれてしまうのが残念だと、良さんは砂防ダムの歴史を独自で調査してまとめられていました。
アーチ型に積まれた石積みの砂防ダムの佇まいに、石積みの先生も感動されていて、
その影響を受け、翌日みかん山で開催した石積み学校ではアーチ型の石積みが完成しました(^.^)
当初は2段に積む予定だった石積みは、地形に合わせてアーチ型に変更に!
先生から評価をいただいたことで、
良さんの熱意がさらに湧いたようで、その一年後である今月12月25日には、
香南市文化財センターが主催する「高石垣を見に行こう」という見学イベントにまで発展!
崩れかけていた山道も地域の有志の方で整備され、文化財として保存活用されるスタートをきられました(^^)
(あっという間に定員を超すお申し込みがあったそうです!)
良さんの地道な歴史調査のまとめと普及活動が周りの人を少しづつ動かし、
埋もれている景観に光を当てていくという、素晴らしい事例だなぁと感心しています。
実は、
しあわせみかん山にも1000年前の登窯の史跡があり、香南市の文化財として指定されています。
この窯跡の保存と活用を含めた整備計画を、再生計画づくりに織り込んでいきたいなと考えています。
また、ご報告しますねー♪
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しあわせみかん山は、
耕作放棄地となった山を
「自然の力で果実が実る持続可能な山への再生」を目指して、果樹自然栽培の実践・研究を行うNPO法人です。
みかん山再生に向けた取組み
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