「ファンドレイジングの専門家と勉強会♪」

ファンドレイジングの専門家をみかん山にお招きして、勉強会を開催しました!
⚫︎ファンドレイジングとは?
あまり聞きなれない言葉だと思いますが、
ファンドレイジングとは、
Fund=基金 を
Raising=持ち上げる・高める ことで、
特に、非営利活動の資金集めのことを指し、
寄付金・会員の募集から、
補助金や助成金、自主事業収入や委託事業収入なども含むそうです。
また、
さらに、
ファンドレイジングのファンを「応援者」と捉え、団体のファンを集める行為だとも言えるそうです。
⚫︎しあわせみかん山のこれまで
しあわせみかん山では、
「世界中のみんなで、
1000年つながる農業と食を育てる」
という夢を実現させるために、
後継者の居なくなったみかん山で
果樹の自然栽培に取組んでいて、
その成果として、
みかん山の再生に向けた
10年ビジョンを描くことができました。
現在は
その実現へ向けて地域の中で
専門的な仲間の輪が拡がり、
10年ビジョンへ向けた
みかん山の再生計画が出来上がりつつあります。
⚫︎現状課題
今から一番の課題は
色々な果樹の苗木が元気に育つ「環境づくり」がテーマで、
100段ある段々畑を下から順に整備して、
土づくりや植樹を少しづつ進めています。
2015年頃から、
みかん山全体で土壌の地力の低下と
みかんの木の老齢化が重なり、
木が沢山枯れ始めたのをきっかけに
植樹計画が始まりました。
でも、
今の状態の山にただ苗木を植樹するだけでは
苗は元気に成長していきません。
化学肥料や農薬に頼らず
苗木を元気に育てていくためには、
大地を再生するための
土づくりや環境づくりがとても重要で、
多くの人手や
資金が必要なことも明らかになりました。
⚫︎そのために必要なこと
これから、
たくさんの人にみかん山づくりに参画していただきながら、
着実に10年ビジョンに向けて進んでいくためには、
今よりも、仲間の輪を拡げていくことが大事になってきます。
どうやったら、
もっと仲間の輪が拡がるだろう?
現状の課題は明らかになり、
みかん山の再生に向けた計画も出来つつありますが、
今以上に仲間を拡げていく方法が見つからなくて、私たちは壁に当たっていました。
⚫︎ファンドレイジングは楽しむことが大事!
そこで、
みかん山の再生に向けて専門家に学んできたように、
ファンドレイジングの専門家から学びながら、仲間と資金の楽しい循環の輪を育てられないかなと考え、勉強会を開催したのです!
来てくださったのは、
高知県社会福祉協議会ボランティア・NPOセンターの鳴川さんと、
高知大学教育研究部の梶先生です。
梶先生は、
ファンドレイジングの専門家でもあり、
NGO団体でファンドレイジング専門を行っていた経験がおありで、
色々なお話を聞かせていただき、
とても勉強になりました。
梶先生から、
「ファンドレイジングは先の長い、
継続的な取組です。
まずは仲間や資金が集まる環境を整える必要があるのですが、多くの団体はこの段階で挫折してしまいます。
しあわせみかん山さんは、毎年コツコツとその準備をされていて素晴らしいですよ!」
と、お褒めいただき
みんな嬉しく思いました(^^)
また、
「ファンドレイジングは、
応援者の方の社会貢献したいという気持ちを、
団体のミッションとつなげる大切な役割があって、
簡単ではないですがすごく楽しい仕事です。
自分たちが楽しむことが一番大切なんですよ!」
と、楽しむことが大事だよという、
素敵な言葉を教えていただきました!
これから、
しあわせみかん山が
ファンドレイジングの学び場にもなっていったらいいなと、ワクワクしています。
また、ご報告いたしますねー♪
いつもありがとうございます。