カメムシ対策中!
毎晩確認していたカメムシの飛来数が、一晩で500匹になりました。
(誘蛾灯の下のバケツに入る数)
高知県果樹試験場に問い合わせをしたら、
2日以内に高知でもカメムシ注意報が出るようです。
カメムシは、
杉やヒノキの実の汁を吸って成長するのですが、
台風18号の影響などでその実が減ってしまうと、
エサを求めて果樹園に飛来するそうです。
「カメムシは、全体に一気には発生せず、
まず早生ミカンに集まり、その後中生や晩生に拡がりますが、その理由は実が熟れるですか?
また、樹勢が弱った木など特定の木に集まる傾向があると思うのですが?」
と、果樹試験場の方に聞いたら、
「そのとおりです!」
と、観察予測は当たっていました。
「4年前にカメムシ大発生した時に、最初に発生した木に、今年も発生が見られました。
このカメムシが集まりやすい木や、早生みかんを中心に、
カメムシが嫌がるニオイを散布したら、
忌避剤として効果はないでしょうか?」
と、聞いたら
「カメムシは、「集合フェロモン」をだして仲間を呼び寄せるため、
増え始めると一気にひろがります。
そのため、見つけたら早めに殺虫剤で防除するのが基本です。
「忌避剤」による防除は、聞いた事が無いですね〜。」
と、お答えいただきました。
前例は無いようですが、
家庭用のカメムシの忌避剤は市販されていて、
成分を調べたら「トウガラシや植物油」などとありました。
強いニオイが嫌なのかな?
と、仮説を立てて、
早生みかんを中心に、竹酢液を散布してみました。
ただ、野外なので、散布だけでは効果が長持ちしません。
「香りを持続させるには、どうしたら良いだろうか?」
と、話し合い、あるアイディアが出来ました!
トウガラシ・ニンニクを酢と焼酎に漬け、準備中です(^ ^)
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■NPO法人しあわせみかん山
–自然栽培✖手つなぎ流通–
高知県の中南部、香南市野市町にある、
後継者が居なくなった樹齢50年・1000本のみかん山を引き受けた事をきっかけに、
自然栽培を実践しています。
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●目標
「自然栽培×手つなぎ流通」の実践とその普及。
●想い
「食べもの」=「いのちを育むもの」
という視点を持ち、
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「しあわせ(思合わせ)」な世界を、
「農業と食」を通じて、
みんなで学び、楽しく育てる。