「かま屋の修復 竹壁づくり編 ②」
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みかん山の集い場である「かま屋」の竹壁をリニューアル♪
長老スタッフ「もとやん」が、
素晴らしい大工仕事で仕上げてくれました!
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10年の時を経てボロボロになっていた竹壁が、
新しく打ちかえかれた様子を見て、
みんなニッコリ(^^)
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竹壁は、車道からの目隠や雨除けにもなる上に、
裏側からみると木漏れ日が入ってきて、とても綺麗なんですよ〜。
竹壁づくりの工程はこんな感じです。
①古い竹をはがす
10年間で朽ちてしまった竹をはがします。長い釘抜きで釘ごと抜いて釘は再利用します♪
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②竹を割る
10年前の竹壁は細い破竹を割らずに丸ごと打ち込んで竹壁にしていましたが、今回は孟宗竹をつかいます。
孟宗竹は径が太く、釘の長さが届かないため割ることにしました!
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③竹に片側だけ釘穴を空けておく(上の柱に打ち込む用)
竹は根元と枝先で太さがかなり変わるので、同じ向きに並べると隙間があいてしまいます。
そのため、上の柱に打ち込む竹は、元と末を交互にして定位置に釘穴を空けておきます。
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④足場を組む。
上の柱までは高さがあるため、足場をつくりました。
もとやんが手にしている青い金具を柱に固定させて、
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その上に足場板をはさみます。
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⑤上の柱に竹を打ち付けていく。
先に竹の上を固定していきます。もとやんの釘の打ち方は一定のリズムで本当に奇麗です♪
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⑥下の柱に打ち付けていく。
柱が斜めになっているため、下の柱に釘を打つ位置が毎回ずれていきます。
そのため下の柱に釘を打つ際は、その場で柱に合わせながら穴あけをして打ち込んでいきます。
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釘目がそろうように糸を張って合わせていました!
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⑦半分完成♪
中央の煙突部分までの張替が完成しました!
ちなみに煙突部分はカマドがあるためトタンを張った上から竹を打ち込んでいます。
外側からは竹に見えますが雨は降りこまないように作られてるんですよ♪
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一番難しい部分はもとやんが仕上げてくれたので、
残りの半分は、もとやんに学びながら、
みんなで出来たら良いなと思っています(^^)
現在80歳の「もとやん」が
10年後の次の張り替えまで元気で居てくれたら嬉しいですが、
出来るだけ今のうちに、
次の世代の私たちが、
出来ることを少しづつ増やしていけたらいいですよね。
竹は何十年と長持ちする素材ではないですが、
技術をつないでいくことが出来たら竹壁は持続可能な素材になるかもしれません(^^)
かま屋の修復記録はコチラ♪
①柱編
②竹壁編
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