「なぜNPOで農業に取組むのか?」

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6月10日、
高知市で開催された
「高知県豊かな環境づくり総合支援事業」
な審査会に行ってきました!

審査員の方に
「なぜNPOで農業に取組むのか?
農業と普及啓発のイベントは切り分けて考えた方が良いのではないか?」

と、いう意見をいただきました。

そのご意見に対する私たちの考え方を紹介いたします。

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私たちは、
みかん山の再生と
みかん多様な果樹の自然栽培に取り組んでいますが、それは理念に向かう手段であり目的ではありません。

しあわせみかん山の事業の本質的な目的は、

持続可能な農業と食を通じて、
環境と共生する社会をみんなで育てていくことであり、
みかん山の再生に生産者だけでなく、
消費者が参画できることが事業の核にあります。

その目的は、
農業生産における地域環境に与える様々な影響や、農業と食に伴う複雑な課題を沢山の人に知ってもらいたいし、

一緒に考えてもらいたいし、
できることで参画していただきたいからです。

農業生産法人の一番の目的は、
「生産」が主体にあります。
より質の高い農産物をより多く生産し販売していくことが第一目的だと思いますが、

私たちがNPO法人として、
この事業に取り組む一番の目的が、
より多くの人に取組に参画していただきたいからです。

それが経営理念にある
「世界中のみんなで、1000年つながる農業と食を育てる」の軸であり、

その活動の結果として、
持続可能な農業と食が育まれる土台が育ち、

結果的に豊かな環境や心が
地域の中で育まれていくと信じています。

衰退しているみかん山を再生させていくこと自体が、豊かな環境づくりの核になる部分で、
そこを普及啓発イベントと切り分けたら、
意味が無くなってしまいます。

今期は、
植樹祭のような一般向けのイベントだけでなく、土壌改良や植樹準備から人が参画できるような土台を作って行く予定で、

ただみかん山で木を植えるだけではなく、

土壌流亡のひどい山の現状を知り、
その原因を学び、
除草剤の継続使用による土壌への影響を肌で感じ、

それを再生させていく過程様々な方に、
沢山の方が参画することが「学び」であり、
豊かな環境づくりのための「意識」を育てる大事な部分だと思っています。

NPO法人の一番の強みは
「枠」を超えるチカラだと言われています。

一般的な「農業」という固定概念にとらわれず、

沢山の人に参画してもらいながら
「持続可能な農業と食のあり方」をみんなで考え取り組んでいく団体です。

地域と大地に根ざした活動の全てを、
豊かな環境づくりにつなげていきたいと考えています。

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