「全長1000メートルの溝さらい!」

ー地域の方のご協力で完了しました♪ー
108001594_1632008673618577_4346096530575863494_n
みかん山のふもとから山頂まで続く道。
全長1000メートルある車道には、
大雨の時は川のように水が流れていきます。
舗装されていない道を流れる水は路面を削ってしまい、路面がガタガタで走りにくくなるため、
排水対策はとても大切です。
その一つとして、
定期的に側溝に溜まる土砂をのける
「溝さらい」を行うと維持管理に効果的!
しかし、
人力だけで1000メートルの溝さらいを行うのは大変で
みかん山スタッフだけでは手が足りていない部分でした。
そのことを地域の方に相談したら、
ユンボを出して溝さらいに協力してくださり、
豪雨の前に、
全長1000メートル分の側溝の溝さらいができたのです!
おかげさまで、
先週の豪雨で、
みかん山の車道に大きな被害が出なかったのは、
溝さらいの効果もあると思います。
道の維持管理は自分たちだけでは大変ですが、
課題を地域の方とも共有し、
少しづつ整備も進めていけたらいいなと思っています。
108633924_2906918266083785_7896482344127715434_n
—————————–
●しあわせみかん山とは?
高知県香南市にある後継者がいなくなり衰退していくみかん山を引き継ぎ、
1000年つながるみかん山へ再生していくことを目標に、
果樹の自然栽培を軸に、
持続可能な「農・食・環境の学び場」を育てているNPO法人です。
——————————————
●みかん山再生プロジェクトについて
現在のみかん山は後継者が居なくなって衰退した100段の段々畑です。
1964年の東京オリンピックの年に、
先代が雑木林を切り拓きみかん畑に開墾されました。
現在は、当時植えられた2000本のみかんの木はは全て老木になっていて、ほとんどが寿命で枯れてしまい、苗木の更新が必要な時期にきています。
また、山地の栽培は果樹を育てる以外にも細かな環境整備が必要で手が入らなくなるとすぐに荒れてしまいます。
例えば、
段々畑の法面が崩れてきたり、
林道が雨で削れて道がガタガタになって通行不可能になってしまったりと、
土壌環境整備、
排水の改良、沢筋の整備、道の整備など、
手入れが必要な事や課題がたくさんあります。
——————————————
⚫︎みかん山サポーター大募集中!
みかん山の再生へ向けた取組みは、
全国のサポーターさんによって支えられています。
サポーターとは、
みかん山の夢(理念)に共感し、参画してくださる大切な仲間です。
みかん山の再生には、まだまだ沢山の人の力が必要です。
ぜひ、サポーターになって1000年つながるみかん山づくりに参画してください!